医療法人社団オカニューロケアクリニック 理事長の声と診療方針

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“病院”といった枠組みから“地域”という 枠組みへ活動範囲を広げ、“病気を診る”ということから “人を診る=その人に最後まで寄り添うことを決意”したために、勤務医から開業医へと転換いたしました。開業医として気付いたことは、基礎医学的に 正常範囲と判断されても“社会”の中で活動する時、正常に働かなく なることがあるということです。“人が人らしく生きるということは社会との関係が重要”であり、私は、地域の方々が地域社会と関わり合って、生きていけるように、医療という分野で貢献したい、と考えます。特に、社会との関係性が薄れがちな高齢者が、長く社会と関係を保てるように認知症や脳疾患の改善に貢献したいのです。

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  • 認知症について

    最近、認知症に関するコメンテータとしてマスコミにたびたび登場する朝田教授のまとめたデータによると、日本全国に“認知症”の人は400万人になり、認知症の前段階である“軽度認知機能障害(M …

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    当院では、プラセンタ (胎盤ホルモン療法)にも力を入れています。 プラセンタ(Placenta)とは、胎盤を意味します。 胎盤は皆様もご存知の通り、妊娠中の女性に特有の臓器であり、お母さんと子供を繋ぐものです。 妊婦さん …