脳神経外科というと、脳にある神経を対象にしているのではないかと考える人もいますが、脳はもちろんのこと、脊髄や末梢神経などの疾患に対しても、外科的な治療を専門とする分野です。
具体的には、脳内出血、くも膜下出血、脳梗塞、交通事故などによる頭部外傷、あるいは脳や脊髄の腫瘍などを治療します。また、顔面神経痛などともいわれる三叉神経痛、片側顔面けいれんといったものも扱います。
また、当クリニック院長は認知症専門医として認知症の予防治療に取り組んでいます。正常圧水頭症や慢性硬膜下血腫など外科的治療により改善する認知症の原因となる病気も対象としています。
つまり、脳に関する病気、特に超高齢化社会において激増している「認知症」に対して脳神経外科は重要な役割を担っている科でもあります。
また、数週間~数か月くらいの間には慢性硬膜下血腫等の命に関わる病態が発症することもあります。
他には低髄圧症のような数年間も症状が続くものもあるので要注意です!!
内科は病気や軽いケガをしたとき、最初に患者様が受診され、初期診療(プライマリーケア)を受ける診療科になります。
病気やケガの原因を的確に探り、初診患者様にもっとも適切な医療を受けさせるための診察を行うところです。
もちろん風邪や腹痛、頭痛、ちょっとした切り傷など、頻度の高いありふれた病気やケガは内科の医師が治療します。さらに当院では、腰痛や膝痛の整形外科の治療も可能となっております。
しかし、ときには思わぬ原因で引き起こされている病気やケガも少なくありません。その際、外科や産婦人科、整形外科、耳鼻咽喉科、皮膚科、精神科など、他科の専門医による治療を受けた方が良いと判断したときは、その専門科に紹介するのも内科の重要な務めなのです。
※時間までに受付を済ませて頂ければ診察可能です。
また、受付時間外でも診察状況によっては対応可能です。
※平成27年4月より祝祭日も平日と同様に診療しております。
脳神経外科専門医
認知症学会専門医
認知症サポート医
認知症ケア専門士
社会福祉士
介護支援専門員(ケアマネジャー)
CT/MRI/レントゲン/心電計/血圧脈波測定装置/超音波断層診断装置/眼底カメラ/重心動揺計/骨塩量測定装置/スパイロメーター/皮膚科光線治療器/バイポーラ 他
■CT
HITACHI製の16列CT「Supria」を当院では導入しています。CT(Computed Tomography)は、X線を使用して検査します。人体に照射したX線の透過度をコンピューターで解析し画像を表示しています。短時間で広範囲の撮影ができ空間/濃度分解能が高く(細部まで表示)、肺や気管支などの胸部、腹部、骨の描出に優れています。もちろん横断面だけでなく任意断面の構成も可能です。
■MRI
HITACHI製の0.3テスラMRI「AIRIS Vento」を導入しています。オープン型なので開放感があり安心して検査を受けられます。MRI(Magnetic Resonance Imaging)は、X線を使用せず核磁気共鳴を利用して検査をするので被ばくはありません。人体内の水素原子をターゲットにして量や存在のあり方を解析し画像を表示しています。病変部と正常組織とのコントラストが良好で脳・脊髄や靭帯、軟部組織の描出に優れています。また、造影剤を使用せずに血管を描出することも出来ます。しかし、撮影時間が長いことや強い磁力のため金属の持ち込み、体内金属(ペースメーカーなど)の規制があります。
■眼底カメラ
TOPCON製の無散瞳眼底カメラです。瞳孔を広げる薬を使わなくても撮影できるのが特徴です。眼に接触せずに瞳孔を通じて眼底の血管、網膜、視神経を観察し、網膜剥離や眼底出血、緑内障などの目の病気を調べます。直接血管を観察できるため動脈硬化や高血圧などの病気が推測でき生活習慣病の検査としても有効です。
■X線撮影装置
HITACHI製のX線撮影装置です。X線撮影(レントゲン撮影)は、人体を透過したX線をイメージングプレートを用いて画像にします。胸部や腹部、あるいは全身のいろいろな部位の骨などの撮影をします。
■骨塩定量装置
日立アロカ製の二重エネルギー骨X線吸収測定一体型装置「Dichroma Scan」を導入しています。 DXSA法(エネルギーの異なる二種のX線を照射する方法)により、前腕の骨塩量(カルシウム量)を定量するための装置です。DEXA法は骨量測定の標準方法で、骨粗鬆症の治療効果の経過観察や骨折の危険予測に有用なものです。
■心電図/血圧脈波検査装置
フクダ電子製のバセラVS-1500Aを導入しています。12誘導心電図及び動脈硬化の程度をCAVI(心臓足首血管指数)、ABI(足関節上腕血圧比)で調べます。
■重心動揺計
アニマ社製の重心動揺計を導入しています。めまいや平衡機能障害を体の揺れ方として捉え、揺れの大きさ、方向性、速さなどをコンピューター解析することで、症状の客観的評価を行います。